魚のやうに 伊波虎英 現実がひだり耳から押しよせる断線したるイヤホン越しに 誰かれを呪はぬためにくだらないテレビに日毎ばか笑ひする 菅野美穂の笑ひ袋が欲しわけもなき哀しみの日々につのりて わが指の魚のやうに冷たくて触れたきものに触れられぬ夜 透…
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