冬へつまぐる 伊波虎英 立冬が近づきたれば身に沁みるうどんのつゆが恋しくなれり 芝海老のふりしたバナメイエビ達が待合せするホテルのロビー 柔らかさ求めるはてに牛脂注入加工肉へと至りしわれら 人間を遂にやめたる人間が街をさまよふ猿のすがたで なに…
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