ア・デイ・イン・ザ・ライフ 伊波虎英 寝苦しき夜にひらけば『江戸職人綺譚』に舞ひぬ一会の雪は 扇風機のかぜに時折めくれむと暦の海はさざ波立ちぬ わが夢に降りし六花のしづけさに日の照る朝の道は濡れたり 一杯の牛乳を飲むけさ生(あ)れし蟬けふ果つる…
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