◆『花西行』 桑原正紀歌集 二〇一〇年春から二〇一四年春の作品四四四首を収めた第八歌集。 タイトルは、歌集の最後に置かれた一連「花西行」のなかの教師を定 年退職した直後の著者の感慨が込められた次の歌から採られている。 寝袋を背負ひて桜追ひ行かな…
盟神探湯の湯 伊波虎英 ピザを届けるサンタクロースとすれちがふ家路をいそぐ独り法師(ぼつち)よ 滅多には飲まぬコーヒー、こめかみの酷く疼けばブラックで飲む 水道水の甘味を舌は感じたりブラックコーヒー飲み干してのち SMAPの解散よりも気がかりは…
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