昨日見し風の縞目の濃淡が今朝さざんくわの垣に残れる 武下奈々子 バス停のそこのみポツンと明るくて 忘却とはかく忘れ去ること 川田由布子 みぞれふる林のやうなさびしさが影連れながら畳を帰る 和嶋忠治 大根をみな抜き終えし山畑の土くろぐろと夕陽に匂う…
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