浜風が頰を冷たく過ぎるころ母恋(ぼごい)の駅に待ち人が来る 村田馨 「女囚携帯乳児墓(ぢよしうけいたいにゆうじのはか)」とつぶやけば車窓追ふ月のごととらはれぬ 高澤志帆 深夜にて鉦一つ打つが三度(みたび)続く零時半、一時、一時半なりと 田中浩 …
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