2006-02-04から1日間の記事一覧

夢路にて辿る家路も消えていて姫路駅より西へは行けぬ 木戸真一郎 逝きてなほ夫はわたしの守り神大きな長靴玄関に置く 志田節子 ぐずり泣く子にその母は印籠をさし出すごとく乳房(ちち)を見せたり 高木律子 アルバムに仏頂面の残りゐて今なつかしむ子の反…