鍵穴につめたき鍵をしづめたり夕闇より濃き家ぬちの闇 渡英子 冬の雷とどろくたびに騒立てるわが肉叢に山河ありけむ 倉益敬 薔薇園に冬の薔薇(さうび)の午後の影傾くものはわれを囲めり 春畑茜 確かなる影もつ昼のビル街にパンプスの音たかく響かす 金沢早…
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