大雪の気配ただよふ上空に冬の背骨のふとぶととあり 洞口千恵 熱のあるまなうらふうと夕焼けて母を追う子が駈けるまぼろし 関根雅子 鬱の日は「この野郎め」と切りつけてみんと買ふなり厚きビフテキ 正藤義文 苦行僧のあばらのごとき篭の中ゆうきだいこんて…
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