あやしげな歌評のまえに一本の歌の姿は爽として立つ 久保寛容 屈むひとの布のうちなるうすき胸透けいるごとくありて哀しも 平林文枝 百歳の父のあくびの吸ふ息に越前くらげほそりつつ消ゆ みの虫 食べる女(ひと)の耳裏のネヂうごくみゆストリッパーの靴裏…
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