娘だった頃の話をする祖母は干菓子のような笑みを浮かべて 砺波湊 洗ひ髪ぎつと搾りて塊と成せば青魚(あをな)の首這ふ如し 河村奈美江 ああこんな日日もあったな 精一杯ぶどうの房は張り詰めている 桂はいり 悲しみはさばの味噌煮のなれの果て小骨がのどに…
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