機関(からくり)の半ば見えたるボールペンのやうにはらから母を見舞へり 大森益雄 わたくしに木の時間来て弟のゐることさへもいつか忘れむ 渡英子 煙草族ひそと寄り合ふ屋外のベンチ遠流と近流のあはひ 武下奈々子 氷雨はや雪に変はるかマンホールの蓋のみ…
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