「真白(まっしろ)な鳥」早川志織 誰もいない体育館はみずうみに沈んだ町の音がしていて 木蓮のつぼみ聞こうと耳奥の小さき闇をふくらませたり 三月の車掌が白い手袋で指差す先の線路、菜の花 「寒雲」春畑茜 たましひが濡れてをるなり夕刻の雨なかに立つポ…
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