下染めに緋色をしづめ激しかる日本の黒喪家にならぶ 武下奈々子 臆病な鬼が靴履き出て行くもすぐにわたしの闇に戻り来 阿部久美 垂直に立ちつつ回る独楽の芯見てをりここに生きるほかなく 原田千万 大き尻壁に押し当てたゆたへる象のウメコに春風が吹く 秋田…
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