隊商をはぐれしごとく空缶のうづたかき積み自転車ゆくも 川本浩美 渡りゆく鳥かも知れずサンライズ出雲の窓から手を振る娘 倉益敬 一輪の花を挿したる硝子器の向かうにしばしゆれてゐる妻 原田千万 樹をのぼる五月の水をおもひつつエスカレーターにひとり乗…
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