<第6回高瀬賞> ◆受賞作(2篇) 「六月輪唱」川井怜子 濡れて立つ木のさみしさに真昼間のプールはひとりひとり影ひく 廃線のうはさのバスが稲荷坂を唸り登れり涙ぐましも 雨あがる空のまほらをちちと鳴きいのちまるごと翔ぶつばくらめ ひかり揉む若葉の風…
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