「水の上で歌ふ」武下奈々子 真夜中のフェリーの揺れに見たる夢醒めざるままの歳月眩し 川波が微塵に砕く夕茜あすは異なる水と思へど 苦しみて産みし記憶もさやさやとこよひ螢の河に身を置く 「濃淡」渡英子 木の椅子にながく座りて目瞑れど死者のこゑなど遂…
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