◆『流亡の神』 米口實歌集 「眩」を主宰している著者の三三七首から なる第四歌集。今年八十五歳になるというこ とで、おのずと老いや死をみつめる歌が多い。 白桃の和毛(にこげ)ひかれり老いびとの食みあましたる夢のごとくに 股関節を確めながら起きあが…
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