暁の四方(よも)の紅葉のただなかに緑の賢者楠の樹は立つ 松岡建造 日の落ちて寄せては引きゆく波際に黒ずみてなほ黒く立つ人 田上起一郎 村田兆治139kmを今も投ぐ腕高く吾は冬の窓拭く 吉岡馨 砂の匂いこぼす男の眠りさえしずかに運ぶ東京メトロ 砺波湊 雑…
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