袖無しのワンピースから伸びる腕むじやきな人が君に近づく 大越泉 一輛目前部に見をればわが町の駅ははかなく灯りておりぬ 伊藤冨美代 異人屋敷の坂道のぼるパラソルのひとつ発火す夏の夕暮れ 有沢螢 おほひなるおほひなる手が抱くとき熟れし西瓜の重さか地…
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