春のねこ若草の上にすわりいてしっぽの先まで春のねこなり 田平子 「鬼は外」撒いても届かぬ吾の傍に鬼は近づき両手広げる 佐野良子 こと切れし病者に義歯をはめやれば張りの豊けき仏となりぬ 松岡建造 マニキュアの瓶ならべればつぎつぎに極楽鳥となって飛…
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