子を乗せぬ自転車のペダル軽くあり飛ぶようにゆき飛ぶことはなく 鶴田伊津 乗り手なき自転車鈍く光りおりこの春の陽を独り占めして 高野裕子 手にふれて銀の食器の曇れるをけふのいたみのごとく思へり 高田流子 太陽のつくりくれたる影を連れ山の辺に摘む蓬…
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