牛乳にひたる苺に少女期の母がゐたるとおもへば哀し 線香の煙ただよひ夕卓の湯気にまじれば母は老いゆく 母のない子どものやうに旅立ちてしまひき清水由貴子ひとりで 神憑(かみがか)るさまに酔ひたる素裸のをとこ叫べば帝都震へる 草食系男子のコンビニ店…
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