くりの実を甘く煮ており三十の鬼皮剥きしわがゆびのため 高木律子 足先をそろりブーツにとほしゆき直立二足歩行の覚悟 関口博美 双眼鏡の視界のなかに閉ぢ籠もりしばしかもめの群を見てゐる 大室ゆらぎ 細やかなこころなるべしとび発てば鷺の二の脚虚空に揃…
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