DIES IRAE (7) 伊波虎英 黒日傘さしてゐるかのやうにゆく顔みな暗き日本の男 古書店に歌集ひらけば付箋あり「言葉が多い」とのみ記されて 網の目をまとふキリンの舌黒く脱走未遂兵のごと伸ぶ 軍場(いくさば)を入り乱れては嘶ける馬に滲める汗、…
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