五月のうた 伊波虎英 五月とは街ゆくひとが誰もみな青眼をして迎ふる季節 精神がでぃらんでゅらんと移動する五月の風にほぐされながら 壺中の天めがけビルから飛び降りる勇気はなくてスマホをのぞく 猫の目と犬の目のひと語らへり小鳥さへづる音色をさせて …
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