どのやうににぎりてみてもはみだせる生命線の上の生き様  脇山千代子



倦怠はたゆたふやうに困憊はみやくうつやうに まなぶたになり  弘井文子



星見駅・星置駅と通過して星降るやうな駅に降りたり  田中愛



                                                   (2008.8.25.記)