2011-06-20 ■ アンソロジー 鑑賞・短歌人 目の覚めて夢だつたのかと気付くまで時間がかかるやうになりけり 牛尾誠三 旅自慢の老人ひとり話すうちぽつりともらす子らとの疎遠 山根洋子 わたしには見えない道があるようでヘリコプターは今日もまた飛ぶ 黒崎聡美 寝ようかとまぶた閉じれば暗闇に「死」という文字見え目覚めてしまう 上村駿介